やる気の教科書10:再びやる気とステーキの関係

【「先生、やる気が出ないです」そんなときに試せる、やる気の総合ガイド】


今回のポイント…元を辿ればやる気の素材はタンパク質

やる気の教科書1:やる気はやるときに出る

やる気の許可書2:他人の目とやる気の関係

やる気の教科書3:耳とやる気の関係

やる気の教科書4:時間とやる気の関係

やる気の教科書5:やることに押し潰される日

やる気の教科書6:やる気とステーキの関係

やる気の教科書7:完璧主義とやる気

やる気の教科書8:自分だってほめてやれ

やる気の教科書9:やる気を奪う元凶No.1

→やる気の教科書10:再びやる気とステーキの関係

やる気の教科書11:それでもやる気が出ないとき

やる気の教科書12:結局やる気って何なんだ






  • マルオ:安くてもいいからステーキが食べたい高校生

  • 先生:もうちょっといいステーキを食べてみたい先生


マルオ:えーっと、上のイラストはなんですか?



先生:レモンステーキだね。 佐世保名物。



マルオ:はあ。



先生:ステーキとやる気は大いに関係があるからね。



マルオ:そんな話ありましたね。



先生:そうそう、やる気のもとはドーパミンっていう。



マルオ:ええっと脳内物質ってやつでしたっけ?



先生:そうそう。 だからまあ、やる気の元は物質。 ここが意外と見落とされがちなポイントなんだ。



マルオ:どういうことですか?



先生:当然っちゃ当然だけど、ドーパミンも物質である以上、材料が必要なわけだ。 マルオ君の身体が無から創り出すわけじゃない。



マルオ:たしかに。 その材料ってなんなんですか?



先生アミノ酸だよ。特にチロシンっていうアミノ酸



マルオ:アミノサン…はどっかで聞いたことあります。 ちろしん…?



先生:まあ早い話、アミノ酸っつうのはタンパク質の材料だ。 アミノ酸がいっぱいつながったのがタンパク質。 チロシンはアミノ酸の一種でドーパミンの前駆体。 チロシンはフェニルアラニンっていう別のアミノ酸から体内で合成もできる。わかった?



マルオ:えーっと、全然ついていけてないですけど、要はそのなんとかってアミノ酸が足りないとやる気が出ないってことですか?



先生:そう、そういうこと。



マルオ:え、じゃあどうすればいいんですか?



先生:さっきも言った通り、アミノ酸ってのはタンパク質の材料だからな。 アミノ酸を摂るっていうのは結局タンパク質を摂るってことなんだよ。 チロシンが多いのはチーズとか納豆。



マルオ:ああ、納豆ならときどき食べます。



先生:へー、いいんじゃないデスカ?



マルオ:顔が全然そう言ってないっすけどね! 嫌いなんですか、納豆?



先生:嫌いも何も、そもそも食べ物認定してない。



マルオ:…



先生:まあ、いいんだよ、オレは。 納豆食わなくても。 チロシンはフェニルアラニンからも体内合成できるからな。 何の問題もない!



マルオ:そのフェニルなんとかってのは何に入ってるんですか?



先生:まあ、フェニルアラニンはタンパク質ならだいたい何にでも入ってるね。 肉でも魚でも大豆でも。 ま、要するにバランスよくしっかり食べてれば、本来そんなに問題ないってことだよ。 その点いつも「ハラヘッター」しか言わない食いしん坊マルオ君は、まあ多分大丈夫だな。



マルオ:…まあ、多分大丈夫です



先生:ちゃんと食べてる人でも、特に午前中は朝食頼みだからアミノ酸が不足しやすい卵とか牛乳とかできるだけ摂るようにした方がいい。

やる気が出ないっていう人は、しばしばあんまりちゃんと食べてなかったりするんだよ。 朝食抜いてたりダイエットしてたり。 あとストレスであんまり食べられないって場合もある。 そういう風にちゃんと食べてないと、そもそもやる気の元になる物質が足りなくなってる可能性があるわけだ。



マルオ:ああ、結構いますよね、そういう奴。



先生:だから「何やってもやる気でない」ってときには、食生活を見直すってのを覚えておいたほうがいい。 どうしても食べられない人は、チロシンのサプリメントもあるから、試してみてもいいんじゃないかな。



マルオ:大事っすね、タンパク質。



先生:要するにやる気を出すには、ステーキが最高ってことだな。色んな意味で。 ついでに旨そうなステーキの写真を見せてあげよう。 ほら、やる気が出て来たろう?





マルオ:…



先生:あ、そうそう。 経験したことあると思うけど、血糖値低いときもやる気出ないし頭回んないからな。 カバンの中にはチョコレートでも入れとこうぜ。



マルオ:…チョイス!







つづく