やる気の教科書3:耳とやる気の関係

【「先生、やる気が出ないです」そんなときに試せる、やる気の総合ガイド】


今回のポイント…自分の勉強に適した音や音楽を試してみよう

やる気の教科書1:やる気はやるときに出る

やる気の許可書2:他人の目とやる気の関係

→やる気の教科書3:耳とやる気の関係

やる気の教科書4:時間とやる気の関係

やる気の教科書5:やることに押し潰される日

やる気の教科書6:やる気とステーキの関係

やる気の教科書7:完璧主義とやる気

やる気の教科書8:自分だってほめてやれ

やる気の教科書9:やる気を奪う元凶No.1

やる気の教科書10:再びやる気とステーキの関係

やる気の教科書11:それでもやる気が出ないとき

やる気の教科書12:結局やる気って何なんだ






  • マルオ:安くてもいいからステーキが食べたい高校生

  • 先生:もうちょっといいステーキを食べてみたい先生


マルオ:たまに音楽を聞きながら勉強するんですけど、あれっていいんですか?



先生:ま、どういう音楽か、と、どういう勉強内容か、によるね。



マルオ:勉強って静かな環境でやるもんだみたいによく言われますけど、そうでもないんすか?



先生:まず前提として、適度な雑音は意外といろいろ役に立つことが多い。 例えば空いてる電車の中ってやたらとよく眠れたりするだろ? 同じように適度な雑音があったほうがやる気につながる場合もある



マルオ:なるほど。



先生:すごく静かな環境だと逆にあんまり集中できないってこともあるしね。 自分の部屋は静かすぎるかもって思ったら、適当なノイズを流しとくのもいい。 「nature sound」でGoogle検索すれば、波の音、森の音、川の音、雨の音などなど、いろいろ出てくる。






マルオ:あ、良いっすねこれ!



先生:これ以上の音、つまり音楽だったら、多少事情も変わってくる。 まず勉強に向いてる音楽と向いてない音楽があるとオレは思う。 向いてないのはズバリJ-POPだ。



マルオ:ぐふっ…! 向いてなかったか!



先生:まあそもそも勉強というものは基本的に言葉を扱うわけだからね。 そりゃあ別の言葉が入ってきたら邪魔になるだろ。



マルオ:そりゃそうですよね。 はい… じゃあ洋楽はどうですか?



先生:①英語がそんなに得意じゃなくて、②英語以外を勉強しているっていう2つの条件を満たすなら洋楽でもいいと思う。 英語が得意だったらJ-POPと同じことだし、英語を勉強してたら、多少英語が苦手でもなんだかんだ干渉しちゃうからね。



マルオ:じゃあ基本は歌なしってことっすか?



先生:そうだね。 でもよく知ってる曲の歌なしバージョンも良くない。 ピアノアレンジとかオルゴールアレンジとかもいろいろあるけど、よく知ってる曲だと聞いてるだけで歌が脳内再生されるから、普通の歌あり版聞くのと変わらない。



マルオ:たしかにバリバリ脳内再生されますね。



先生:そもそもよく知ってる曲はどうしてもそっちに注意が行ってしまうから、あんまり良くない。



マルオ:なかなか難しいっすね。 結局どういうのがいいんすか?



先生:まず定番はゆったりとしたクラシックジャズピアノギターのソロなんかもいいね。 集中しやすい落ち着いた環境を維持しつつ、適度な刺激でやる気アップ。 ジャンル名に「relaxing」を加えてググるとだいたいいい感じのが出てくる。






マルオ:ああ、カフェとかレストランとかでも流れてますよね。 たしかに集中しやすそうな感じ。



先生:欠点は、だ。 眠くなる



マルオ:もうそれは間違いないですね。



先生:もう少し刺激が必要なときは、やっぱりクラブ音楽だな。



マルオ:クラブ音楽っていうと、テクノとかハウスとかのことですか?



先生:そうそう。 ま、これもいろいろあってね。 まず試してみてほしいのはチルアウト(Chillout)とかダウンテンポ(Downtempo)って呼ばれるジャンルだ。



マルオ:へぇ、こんなのあるんですね。 これも勉強に向いてそう。 あとオシャレ感がすごい…!



先生:ま、これも多少眠くなるからな。 さらにもう少し刺激が必要ならディープハウス(Deep House)



マルオ:おお、カッケぇ! 僕の知ってるクラブ音楽に近づいた感があります。 ちょうどいい刺激っすね。



先生:強めの刺激がほしいときはそれこそテクノ(Techno)とか、プログレッシブハウス(Progressive House)リキッドファンク(Liquid Funk)なんかもいいと思う。 このあたりのチョイスは、落ち着き度と刺激のバランスだな。 やる気を出したいなら刺激が強いほうがいいけど、今度は複雑な思考ができなくなってくる



マルオ:あ、前回も似たような話出ましたよね。



先生:そうそう。…だっけ?



マルオ:やる気を出すにはあえて落ち着かない環境にしてみる、っていう話っす。



先生:あー、そうだったそうだった。 ま、これも同じだよね。 やる気を出したければあえて落ち着かない曲を聞いてみるってわけだな。


【落ち着かない状態の方が進むもの】

単語学習・計算演習・四択穴埋め問題など


【中間】

やや難しい問題演習・易しめの読解・ノートまとめなど


【落ち着いた状態の方が進むもの】

難しい問題演習・難しい読解・英作文・小論文など





先生:まあ、あんまり下の方いっちゃうと何にも頭入らなくなっちゃうからね。

あと大事なことだが、特にイヤフォン・ヘッドフォンの場合、音量は控えめに。 難聴になっちまうぞ。



マルオ:音漏れすると周りの迷惑にもなるし、あとなんか恥ずかしいっすもんね。



先生:どうしても音量感がほしかったらイコライザーで低音だけ上げよう。 低音のほうが耳への影響が少ないし、音漏れもしにくい。



マルオ:そういえば先生って音楽もやってるんでしたよね。



先生:そうなんだよ。 いずれシチュエーションごとの勉強に向いた曲をいろいろ紹介できたらいいね。 ま、そのうちだな。



マルオ:それも楽しみにしときます!










つづく