やる気の教科書4:時間とやる気の関係

【「先生、やる気が出ないです」そんなときに試せる、やる気の総合ガイド】


今回のポイント…制限時間で自分を追い込んでみよう

やる気の教科書1:やる気はやるときに出る

やる気の許可書2:他人の目とやる気の関係

やる気の教科書3:耳とやる気の関係

→やる気の教科書4:時間とやる気の関係

やる気の教科書5:やることに押し潰される日

やる気の教科書6:やる気とステーキの関係

やる気の教科書7:完璧主義とやる気

やる気の教科書8:自分だってほめてやれ

やる気の教科書9:やる気を奪う元凶No.1

やる気の教科書10:再びやる気とステーキの関係

やる気の教科書11:それでもやる気が出ないとき

やる気の教科書12:結局やる気って何なんだ






  • 先生:ライオンより速くは走れない先生

  • マルオ:先生よりは速く走れる高校生


マルオ:やる気を出しやすい条件も結構そろってきましたね。


先生:どんな人でもやる気を出す究極の条件がある。



マルオ:え、そんなのあるんですか?



先生:ふと向こうを見ると、遠くから腹をすかせたライオンが走ってくる、と。 これやる気出るね。 どんなにやる気ない人でも気合い入れて走る。



マルオ:まあそりゃそうですけど。



先生:切羽詰まると人間やる気が出る。 テスト前なんかがいい例だ。



マルオ:たしかに。 なんだかんだやる気出ますね。



先生:テスト前の一夜漬けがいいか悪いかは置いといて、だ。 とにかく締切ってものを意識すると大抵の人はパフォーマンスが上がる。 言い換えれば、切羽詰まるとみんなやる気が出る



マルオ:たしかに。 僕もそうです。



先生:この性質をうまく利用できれば、やる気を引き出すことも可能ってわけだ。



マルオ:なるほど! じゃ、どうやりましょう。



先生:一番シンプルなのは、制限時間を作ることだね。 「○分以内に□□を終わらせる」みたいな。 で、時間が来たら最大音量でタイマーが鳴るようにしておく。 で、鳴るまでに終わらせて、タイマーをストップできたらOK、みたいなルールをつくる。



マルオ:それぐらいシンプルなのでも効き目あるんですか?



先生:ルールにするってのがポイントだね。 最初のうちはとりあえずルールに従っておくようにすると、だんだん自然と「時間内に終わらせなきゃ!」という身体感覚が出来ていくからね。 そしたらいい感じで"あせり"が出てくる。



マルオわざと"あせった"状態にするわけですか。



先生:そう。 あせってるときはやる気が出やすい。 制限時間だけでなく、期日を設定するのもいいね。 「○月○日までに□□をすべて終わらせる」って感じで。



マルオ:なるほど。 でも自分だけの期日ってなんだか守れる気がしないんすよね。



先生:オススメは、誰かに宣言することだよ。 宣言することで「守らなきゃ」って意識が強くなる。



マルオ:誰でもいいですか?



先生:まあ誰でもいいっちゃいいけど、家族より友達がいいかな。 先生とか先輩とかだと「守らなきゃ」って意識が強くなる。 部活の後輩とかでもいいかもしれない。 守れなかったら面子丸つぶれ。



マルオ:たしかに後輩に宣言したらもう後には引けないっすね。



先生:さらに言えば、相手が異性だとさらに意識が強まるんじゃないかな。 いいとこ見せようって無意識に思うだろうし。 異性の先輩/後輩に宣言した日には、もうテスト前よりも勉強するようになりそうだな。



マルオ:…

異性の友だちとかいない場合にはどうすればよろしいでしょうか!?



先生:同性で、妥協しましょう。



マルオ:…はい!



先生:注意したいのは、なんでもかんでも制限時間とか期日を設定するべきではないってことだね。 難しい数学の問題とか現代文の読解とか、時間を気にすることなくじっくり考えた方がいいものもある。



マルオ:前回や前々回にも通じるところありますよね。 落ち着いてじっくりやらなきゃいけないやつ。



先生:そうだね。 だから単語なんかはまさに制限時間と期日を設定して、焦った状態に自分を追い込んでったほうがいいね。 というわけで三度目だけどもう一度載せておこう。




【焦った状態の方が進むもの】

単語学習・計算演習・四択穴埋め問題など


【中間】

やや難しい問題演習・易しめの読解・ノートまとめなど


【落ち着いた状態の方が進むもの】

難しい問題演習・難しい読解・英作文・小論文など





マルオ:焦りすぎて頭真っ白になっちゃっても困りますしね。



先生:そうなんだよ。 ただ、実際テストで焦ってもいいように、焦る練習をしておくのは役に立つ。 できないうちから制限時間決めても何にもならないけど、ある程度できるようになったら難しい問題演習とか読解とか、制限時間を決めてやるといいね。



マルオ:焦った状態と落ち着いた状態をうまく使い分けるって感じっすか?



先生:そうだね。 ま、焦るのも悪いことばかりじゃない。



マルオ:なるほど。






つづく