英単語を覚えたい5:知識が勝手に増える条件

【これで覚えられる!英単語学習法を徹底解説】


今回のポイント…知っている知識と新しい知識が組み合わさると、カンタンに吸収できる



英単語を覚えたい1:九九は書いて覚えてはいない

英単語を覚えたい2:単語は1秒で思い出せ

英単語を覚えたい3:その付箋は本当に必要か

英単語を覚えたい4:復習はまず翌日に

→英単語を覚えたい5:知識が勝手に増える条件

英単語を覚えたい6:知識は多い方が忘れにくい

英単語を覚えたい7:使わない知識が役に立つ

英単語を覚えたい8:記憶はアウトプットせよ

英単語を覚えたい9:単語はイメージだ

英単語を覚えたい10:単語学習の三段階




  • マルオ:単語が覚えられない高校生

  • 先生:さっき何の話をしていたか覚えていない先生



マルオ:なんだか覚えれば覚えるほど大変になる気もしますね。



先生:ま、単純に覚えるだけだったら大変になる一方だけどね。ただ、繰り返しながら復習のレベルをちょっとずつ引き上げていくとだいぶ変わる。



マルオ:復習のレベル、ですか?


先生:単語は基本的に、意味を1つか2つ、1秒で思い出せるようにって話最近しなかったっけ?



マルオ:最近もなにもついさっきですけども、そんな話してましたよ。



先生:で、たしか細かいところは後回しっていう話をしたじゃん?


マルオ:しましたね。


先生:その細かいところを4~5回目あたりからちょっとずつ入れていくわけだ。


マルオ:なるほど。具体的にはどうやればいいんですか?



先生:まあやり方は何でもいいんじゃないかな。 ここまでの段階でちゃんと覚えられているなら、単語帳にいろいろ書いてあるの読んでるだけで割と頭に入ってくる


マルオ:え、そうなんですか?



先生:たとえば、だ。杉原重長の曽祖父は安井重次だな。 安井重次のひ孫が杉原重長。


マルオ:はあ…



先生:覚えた?



マルオ:いえまったく。誰ですか?


先生:オレもよく知らん。Wikipediaでテキトーに選んだ。

じゃあ、麻生太郎の高祖父が大久保利通だ。 大久保利通の孫の孫が麻生太郎


マルオ:あの明治維新の大久保っすか!? へえ!!



先生:覚えた?


マルオ:はい。


先生:この違いだよ。 人間の頭はただ知識を積み上げても、あまり維持できない。 新しい知識とすでに知っている知識が組み合わさると、維持できるようになる



マルオ:なるほど。


先生:麻生太郎と大久保利通はすでに知っている知識だね。 この2人の血縁関係っていう新しい知識は、すでに知っている知識と組み合わさったわけだ。 だからマルオ君の頭にすんなり入って残る。



マルオ:たしかに入って残りますね、これは。


先生:英単語も同じだよ。 知らない単語の知識はあんまり頭に入って来ない。 でも、知っている単語についての知識は特に意識しなくても頭に入る。 つまり、ざっくりとでもその単語を覚えていれば、あとは単語帳を読むだけで細かい知識は増える。



マルオ:ホントに読むだけでいいんですか?



先生語源とか用法とかの知識面は、ホントに読むだけで覚えられる。 まあ派生語とか類義語なんかは声に出しといた方がいいね。 いずれにしろ1回で全部覚える必要はないから、復習のたびにちょっとずつ増やしていく気持ちでやればいい。



マルオ:なるほど。でも知識が増えていったら、それだけ抜けていくんじゃないっすか?


先生:ところがそれがなんだ



マルオ!?


つづく